引用元:https://www.a-esg.biz/
| 会社名 | さつき株式会社 |
|---|---|
| 住所 | 〒542-0081 大阪市中央区南船場4丁目10番29号 さつきビル |
| TEL | 0120-170-065 |
昨今、多くの企業において、ランニングコストの低減と環境への配慮は喫緊の課題となっています。とくに空調・冷凍・冷蔵設備といった業務用の機器は、施設全体の消費電力の割合を大きく占めるため、省エネルギー対策が必要です。そこで、本記事では既存の設備に手を加えることなく省エネを実現する流体撹拌装置「αESG」の特徴を紹介します。
αESGが選ばれている3つの理由
αESGは、業務用空調・冷蔵・冷凍機の冷媒配管に挿入するだけで、消費電力の低減を実現する流体撹拌装置です。省エネ効果と導入の容易さから、エネルギー管理指定工場や冷凍・冷蔵倉庫など、電力を大量に消費する施設を中心に累計販売本数4万本以上という豊富な導入実績があります。多くの企業がαESGを選んでいる理由として、3つのポイントが挙げられます。
導入の容易さ
αESGは、エアコン機器本体に改造を加えるのではなく、冷媒を循環させる配管部材として設置されます。一般的な配管工事で簡単に取り付けることが可能であり、大掛かりな工事や長期間の稼働停止は必要ありません。たとえば、24時間稼働が前提の食品工場や物流倉庫では、空調を止めること自体が難しいケースもあります。長時間の空調停止が難しい現場でも、配管工事レベルで施工が完了するαESGなら、日常業務を止めずに導入可能です。
また、設備更新を見送っている老朽施設でも、「今ある設備のままで省エネ化したい」というニーズに対応できる点が魅力です。αESGなら、設備の入れ替えが難しい既存の施設であっても、手軽に省エネ対策を始められるでしょう。
優れたコストパフォーマンス
αESGは、一度設置してしまえば、水や電力といった外部からのエネルギーを一切必要とせず、ランニングコストが不要です。また、基本的にメンテナンスも不要となっており、導入後の維持管理にかかる手間やコストがほとんどかかりません。たとえば、一般的な省エネ装置の中には、清掃や部品交換、定期点検を前提としたものもありますが、αESGは追加対応が基本的に不要です。初期費用こそ必要ですが、設置後の運用で追加コストが発生しない点は、長期的な視点で見ると経済的といえるでしょう。
高い安全性と信頼性
製品は厳しい検査体制のもとで製造され、冷凍保安規則や圧力容器構造設計など、関連諸規則に則った高い安全性を確保しています。また、αESGは配管部材であり、既存のエアコン本体を改造しないため、メーカー保証に抵触するリスクもありません。消費電力の10%~30%低減という具体的な目標値を掲げており、多数の企業が導入していることからもαESGの信頼性がうかがえるでしょう。
αESGが圧縮負荷を軽減
αESGの魅力のひとつは、独自の技術によって業務用空調・冷凍・冷蔵機の心臓部ともいえる圧縮機(コンプレッサー)の負荷を軽減し、消費電力を低減できる点です。空調・冷凍・冷蔵機の消費電力の80%から90%は、圧縮機の動力によって賄われているため、圧縮機の効率を上げることが、省エネにおいて有効な手段なのです。冷媒と冷凍機油の撹拌による効果
αESGは、冷媒配管内に組み込まれることで、内部を流れる冷媒と冷凍機油を撹拌します。撹拌作用により、流動抵抗が減少し、冷媒と冷凍機油の液化が促進されます。配管内の摩擦や抵抗が減ることで、圧縮機が冷媒を押し出す際にかかる圧送ロスが大幅に低減します。車でたとえるなら、スムーズな道路を走行することでエンジンの負担が減り、燃費が向上するようなイメージです。
熱伝導率の向上と稼働時間の短縮
強力な撹拌によって冷媒が微細化され、熱伝導率が向上するという効果も生まれます。熱交換が効率よくおこなわれるようになると、設定温度に早く到達できるため、結果として圧縮機が稼働する時間が短くなります。つまり、空調機の稼働率が減少し、消費電力の軽減に繋がるのです。
圧力安定化による消費電力削減
くわえて、圧縮機から排出される液化した冷媒に発生しやすい脈動を、αESGに内蔵されたスプリングによる共振作用で抑制し、膨張弁における冷媒圧を安定化させる機能も備えています。冷媒循環サイクルの環境改善と圧送ロスの低減効果の相乗効果により、業務用空調・冷蔵・冷凍機の消費電力を10%~30%軽減するという高い省エネ効果を発揮します。
αESGの導入実績
αESGは、高い省エネ効果と信頼性から、多岐にわたる業種で導入実績を積み重ねています。とくに電力消費が大きいエネルギー管理指定工場や冷凍・冷蔵倉庫といった施設では、効果を最大限に発揮し、電気代の低減とCO2排出量減少に貢献しています。具体的な導入事例を見てみましょう。製パン業の食品工場では設置前の消費電力が465.3kWの冷凍機に導入され、精密機器製造工場では空調機に設置されるなど、適用範囲の広さがわかります。
また、機械製造業の監視室や食品加工業の食材貯蔵庫、病院の共用部など、空調・冷凍・冷蔵機が設置されているさまざまな施設・環境で利用されています。既存設備の入れ替えが難しい企業にとって、投資対効果の高い省エネソリューションとして重宝されているのです。