引用元:https://www.synapses.co.jp/products/monitor
| 会社名 | 株式会社シナプス |
|---|---|
| 住所 | 大阪府大阪市北区西天満4−7−10 昭和ビル本館3F |
ENE-LINK(株式会社シナプス)は、空調設備の無駄を最小限に抑えながら快適さを維持する革新的な省エネシステムです。独自の制御技術により消費電力を最大20%削減しながらも、室内の快適性を損なわない運転管理を実現。設置場所に合わせた細かな設定調整や、運転状況の可視化機能で、あらゆる施設の省エネ・コスト削減に貢献します。
空調の運転時間制御機能を搭載
ENE-LINK monitorは空調機の稼働状態を常時監視し、室内環境を快適に保ちながら効率的な省エネを実現します。30分ごとに短時間送風運転へと切り替えることで、消費電力を15〜20%カットします。この制御はコンプレッサーの動作パターンを分析し、機器に負担をかけないタイミングで行われるため、設備の寿命延長にも貢献可能です。システムの特長は、消費電流の変化や継続時間から室内状況を予測して最適な制御を行う点にあります。
これにより温度変化は1℃未満に抑えられ、利用者が不快感を覚えることなく省エネが可能です。また、空調機ごとに個別制御が可能で、オフィスエリアと作業場など、設置場所に応じた細やかな設定調整ができます。
さらに季節や時間帯による設定変更も容易なため、夏場と冬場で異なる制御パターンを適用したり、営業時間と閉店後で制御強度を変えたりするなど、柔軟な運用が可能です。これにより年間を通じて最適な運転管理を実現し、無駄なエネルギー消費を抑えながら快適な室内環境を維持します。
各種システムとの連携も可能
ENE-LINKは単独での省エネ制御だけでなく、他のシステムと連携して総合的な省エネ管理を実現します。ENE-LINK demandとの連携では、電力需要のピーク時に空調機ごとの特性を考慮した最適な制御を行います。例えば、オフィスや会議室は短めの省エネ制御を、廊下や倉庫などは長めの制御を設定するといった柔軟な運用が可能です。また、ENE-LINK sensorを組み合わせることで、室内の温湿度に応じて自動的に省エネ運転の強度を調整します。
これにより、夏場の高温時や冬場の低温時など、快適性を優先すべき状況では省エネ制御を一時停止し、快適な環境を維持しながら無理のない省エネを実現します。さらに、過去1年間の消費電力データやコンプレッサー稼働時間を記録し、Excel形式で出力する機能も備えているのもポイントです。
このデータを活用することで、空調機の稼働状況や省エネ効果を定量的に分析でき、さらなる省エネ改善のためのPDCAサイクルを効果的に回すことができます。導入後も継続的な最適化が可能なため、長期にわたって高い省エネ効果を維持することができるのです。