引用元:https://www.hitachi-gls.co.jp/products/control/series/
| 会社名 | 日立グローバルライフソリューションズ株式会社 |
|---|---|
| 住所 | 東京都港区西新橋二丁目15番12号 日立愛宕別館 |
日立グローバルライフソリューションズの適温適所シリーズは、建物全体の空調を効率よく管理できるデマンドコントローラーです。施設の規模や用途に応じたモデルが用意されており、オフィスや商業施設、学校、工場など幅広い現場で導入が進んでいます。空調稼働データを「見える化」することで、持続的な省エネ運用を実現できるでしょう。
セントラルステーション適温適所miniの特徴
日立グローバルライフソリューションズが展開する適温適所シリーズは、空調管理を最適化することによって快適性と省エネ性の両立が期待できるシステムです。なかでも、セントラルステーション適温適所miniは、小規模施設での効率的な空調運用を実現するシステムです。多くのユニットを一括管理
最大160台の室内ユニットと、32リモコングループを一括管理できるのが魅力です。小規模施設向けに設計されており、複数のエアコンを一元的にコントロールできるため、運転管理や設定変更の手間を大幅に削減してくれます。さらに、システムは「H-LINK2」に対応しており、操作部には5インチのカラー液晶タッチパネルを採用。タッチするだけで運転モードや風量、風向、設定温度などを確認できます。
スケジュール機能も充実
エアコンごとにオンオフ、設定温度を時刻指定で自動制御でき、リモコングループ単位で1日最大10パターンの登録が可能です。祝日など、特定日にスケジュールを稼働させない設定もできるので、施設の運用に合わせ柔軟に管理できます。見える化機能
省エネ面では「見える化」機能が大きな役割を果たします。モニター画面には室内外温度のほか、リモコングループごとの運転時間やサーモオン時間の積算値を月単位で表示。稼働実績を把握し、省エネ改善の指標として活用できます。さらに、SDカードスロットを搭載しており、運転履歴や温度データを保存・分析することも可能です。こうしたデータ活用により、空調運用の効率化を図り、継続的な省エネ管理を支援します。
セントラルステーション適温適所EZの特徴
セントラルステーション適温適所EZは、小・中規模施設向けに設計された高機能モデルで、デザイン性と操作性、省エネ性能を兼ね備えたスマートなデマンドコントローラーです。拡張されたコントロール機能
このモデルの特徴は、最大64リモコングループ・160台の室内ユニットを一括管理できる拡張性にあります。テナントビルや学校、病院など、規模の異なる施設でも柔軟に対応でき、施設全体の空調運転を効率的に制御します。タッチパネルも大型化
操作部には8.5インチの液晶カラータッチパネルを採用。視認性の高い大画面で、運転状態や温度、風量、風向などを一目で確認でき、タッチ操作で直感的に管理できます。表示部・制御部・電源部が一体化した構造のため、設置時や試運転時の作業時間を大幅に短縮できる点もメリットです。
デマンドコントローラーとの連携
さらにデマンドコントローラーとの柔軟な連携も可能です。市販のデマンドコントローラーを外部入力として接続すれば、電力契約の上限を超えないよう、きめ細かな運転制御を実現してくれます。電力の使用状況に応じて室内ユニットの運転やモード切り替え、室外ユニット能力の制御が可能です。また、空調制御の自由度をさらに高めるため、外部入力接点を4点搭載しているのも特徴で、グループごとに運転を制御できるほか、段階的な制御も可能です。
さらに、デマンドコントロール機能を内蔵したモデル「PSC-A64GTD2」では、取り込んだ電力量データに基づき、負荷を自動的に抑制する高度な制御を実施します。
セントラルステーション適温適所EXの特徴
セントラルステーション適温適所EXは、中・大規模施設向けに設計されたハイエンドモデルです。多様な施設の空調・冷凍・除湿機器を効率的に一元管理できるシステムとして、多くの現場で採用されています。多くのユニットの一元管理を実現
最大128リモコングループ・160台の室内ユニットを直接管理できます。さらに、12.1インチの大画面液晶カラータッチパネルによるすぐれた操作性と視認性も特徴です。パネルの表示サイズは7段階から選べるため、用途や設置環境に応じて最適なレイアウトを設定できます。
パソコンによる管理を実現
また、パソコンによる遠隔監視・制御にも対応しており、これはセントラルステーション適温適所EXのみの長所です。LANを介して複数拠点から同時にアクセスでき、最大5台のパソコンを1台のセントラルステーション適温適所EXに接続できます。1台のパソコンから最大16台のコントローラーを制御できるので、広域施設や複数建物の一元管理にも適しています。他のオフィスからでも現場の空調状況を把握し、効率的な運転計画を立てられるのが魅力です。